新MacbookProを買った
まあタイトルの通り。色々考えた末、最新の13インチMacBookPro(タッチバー無し、スペースグレイ)を購入しました。色々ある選択肢からこれを選んだのは
- Retinaを使ってみたかった
- 以前使っていたAirが壊れていたためなるべく早く入手したかった
- 仕事で使ってるわけじゃないから外部接続絡みのしがらみは無し
- これまで使ってたのは11インチだからSDカードスロット無くても問題無し
- USB-Cポート2つ
- MagSafeは電源コードが高いんじゃ
- 最新型って心躍るよね
と、いったところです。新しいMacBookProは大きなモデルチェンジが行われるという噂だったのですぐに入手できないと考えていましたがタッチバー無しのモデルがすぐに入手できるとのことだったのでこちらにしました。ちなみに現時点でタッチバー有りは1ヶ月待ちです。販売開始直後は2~3週間だったんだけれど。これがなければ値段が下がった13インチAirか無印MacBookのどちらかにしていたでしょう。最新であることに拘らないのならそちらを選ぶのも十分有りかと。ちなみにそれら以外のMacも値下げされています。どの程度値下げされたかは次の通りです(全て税別価格)
- MacBookAir 13インチ
- 128GB SSD ¥112,800 → ¥98,800 (-14,000)
- 256GB SSD ¥136,800 → ¥118,800 (-18,000)
- MacBook
- Core m3/256GB SSD ¥148,800 → ¥128,800 (-20,000)
- Core m5/512GB SSD ¥184,800 → ¥158,800 (-26,000)
- MacBookPro Retina 13インチ(旧)
- 2.7GHz/128GB SSD ¥148,800 → ¥128,800 (-20,000)
- MacBookPro Retina 15インチ(旧)
- 2.2GHz/256GB SSD ¥224,800 → ¥198,800 (-26,000)
- Mac Mini
- 1.4GHz/4GB メモリ/500GB HDD ¥58,800 → ¥48,800 (-10,000)
- 2.6GHz/8GB メモリ/1TB HDD ¥82,800 → ¥68,800 (-14,000)
- 2.8GHz/8GB メモリ/1TB Fusion Drive ¥118,800 → ¥98,800 (-20,000)
- iMac 21.5インチ
- 1.6GHz 2コア/1TB HDD ¥126,800 → ¥108,800 (-18,000)
- 2.8GHz 4コア/1TB HDD ¥148,800 → ¥128,800 (-20,000)
- Retina 4Kディスプレイ ¥172,800 → ¥148,800 (-24,000)
- iMac 27インチ Retina 5Kディスプレイ
- 3.2GHz/1TB HDD ¥208,800 → ¥178,800 (-30,000)
- 3.2GHz/1TB Fusion Drive ¥238,800 → ¥198,800 (-40,000)
- 3.3GHz/2TB Fusion Drive ¥258,800 → ¥228,800 (-30,000)
- Mac Pro
- 4コア ¥348,800 → ¥298,800 (-50,000)
- 6コア ¥468,800 → ¥398,800 (-70,000)
上記は公式サイトでの価格ですが希望に合致するものがあれば整備済製品でより安いのが買えるかも知れません。
今回自分が購入したのはタッチバーなしのモデルでその他のスペックはCPUが定格2.0GHz、最大3.1GHzのデュアルコアCore i5(ナンバーは6360Uと思われる)、メモリは8GB 1866MHz LPDDR3のオンボードメモリ、ストレージは256GB PCIeベースのオンボードSSD、グラフィックスはCPUに統合されているIris Graphics 540となっています。
旧モデルの最廉価モデルでは定格2.7GHzのCore i5だったため定格クロックが下がっていますが最大クロックは3.1GHzと変わっておらず、またこちらの記事によるとCPUのベンチマーク結果は2.7GHzの旧13インチProとほぼ同等という結果が出ているようです。更に旧モデルのCorei5はTDPが28Wなのに対して今回買ったモデルのCPUのTDPは15Wとほぼ半減しているため、同じくらいの性能でより消費電力が下がったと言えそうです。タッチバー有りのモデルでは旧モデルと同じTDPでより高クロックなCore i5が採用されているのでタッチバーなしの新MacBook ProはTDP15WのCPUを採用している13インチAirの後継って感じがします。バッテリーの量も本体の重量も同じくらいですし。
同記事ではストレージの能力の測定も行われており、読み込みは2200MB/sを超え、書き込みは1300MB/sを超える速度となっています。これがどれくらいかというと自分が持っているAir(Mid 2013とLate 2010)と比べると読み込みでMid 2013の3倍、Late 2010の11倍、書き込みはMid 2013の4倍、Late 2010の7倍となっているようです(参考:Haswell搭載MacBook AirのSSDは爆速仕様だった!)。デスクトップでもSSDは使用していますがSATA3なので読み込み性能は高くても1/4くらいです。うへぇ
新しいMacBook Proの特徴の一つである薄いキーボードですが自分の場合以前店で無印の薄いキーボードに触った感じでは慣れればなんとかなりそうな感じでした。なので新しいMacBook Proでもなんとかなるんじゃないでしょうかね。あとキーを押した時の音がよくわからないけど違っているような気がします。無印の方はパチパチしたような音だった気がしますがこの新Proのキーボードはそのような音はしませんね。よくわかりませんが無印のキーボードからなんらかの変更はあったものと思われます。
無印と前世代Proから採用されている感圧トラックパッドですが自分用のMacでは初めてなのでまだ十分慣れていないです。慣れていないから押す力加減を間違えて意図した動作にならないということが度々発生してしまっています。リンクをクリックして移動しようとしたらリンク先のプレビューが開いたりファイルのドラッグをしようとしたらファイル名変更状態になってしまったりといった感じです。キーボードと違ってこちらはちょっと慣れるのに時間がかかりそうな気がします。使い勝手とは違いますがこの感圧トラックパッドは本当に不思議なものだと思います。電源がOFFの状態だと押しても全く反応しないのですが電源が入っている時に押すと確かに押したような感覚があるのです。それだけでなく最初軽めに押した後そこからさらに力を入れて押すとさらに押し込んだような感覚になります。なんか狐につままれたような気分です。その力の加え加減によって挙動が変わるせいで今苦労しているのですがね。
以前のAirからの最大の変更点はRetinaディスプレイであることだと思いますがこれは流石に綺麗です。店頭でRetina搭載Macを触った時はほぼSafariだけしか使っていなかったのでただ文字のギザギザ感がないなくらいの感覚でしたが色々ソフトを動かしてみると画像の表示なんかでは小さく縮小されていても非常にくっきりと画像が表示されていたりエディターなんかで文字を見ていると小さめの文字でも非常にはっきりと映っていてとても見やすいです。見やすいのはRetinaになった以外にもより明るくなり、より多くの色を表現できるようになった新型ディスプレイであることも関係しているのかもしれませんがこれまでとは見える世界が違うと言っても過言ではない気がします。
他に大きな変更点はMagSafeが廃止され、充電もUSB-Cを使用するという無印と同じような方式になっています。MagSafeでなくなったことによるデメリットは充電するのにコードを差し込まなければならず、適当にMagSafeコネクタを近づければくっついて充電してくれるのと比べると少々労力は増えてしまうことです。実際、自分も今それを実感しているところです。逆にメリットとしてはMagSafeのコードが壊れたりした時に高い金を払わずに済むようになるかもしれないというところでしょうか。自分の場合コード管理が荒っぽいため2010モデルでも2013モデルでもコードがボロボロになったためにそれぞれ1度新調し、その都度高い金を払う羽目になっていました。それに対して新しいProの電源はコードと先のプラグは独立しているのでコードが破損してもコードだけ買い直せばいいので新しい電源コードを新しくするコストは大幅に下がってくれるはずです。流石にプラグ部分が簡単に壊れるとは思わないので。以前Airが壊れた時の記事には無印はType-Cポートが1つしかないので充電で抜き差しすることを考えると耐久性に不安があるのでType-Cポートがせめて2つは欲しいと書きましたがこのタッチバーなしのMacBook Proはちょうど2つあるので自分の求めていたものにズバリマッチした一品だと言えます。タッチバーありは4つありますがさすがに4つはなくても大丈夫だろうと思います。
まだ使い始めて3日程しか経っていませんが現時点での満足度は高いです。感圧トラックパッドに関してはまだしばらく苦労することになりそうですがそれ以外は概ね快適に操作できています。旧Airはこちらの想定よりも早くノートPCとして使用出来なくなってしまった(本体は生きているので今は外部ディスプレイと繋いで使ってます)のでこちらはできるだけ長く使いたいところです。なので今までは持ち運ぶ際には直接カバンに突っ込んでいましたがこのProではケースを購入して余計なダメージを受けないようにしようと考えてます。